- 無料でも安全なVPNを使いたい
- EventVPNのメリットとデメリットを知りたい
- フリーWi-Fiを安全に使いたい
外出先やカフェでフリーWi-Fiを使うとき、「情報が漏れないか心配…」と思うことはありませんか?
そんな方に注目されているのが「EventVPN」です。
EventVPN有料VPNと同じ技術を使いながら無料で使える、今話題のVPNなんです。
本記事では、EventVPNの特徴やメリットやデメリット・どんな人に向いているかをわかりやすく紹介します。
自分に合ったVPNを選ぶためのヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。
EventVPNを紹介する理由|無料VPNの中でも注目度が高い!

「無料VPN」と聞くと、「ちょっとあやしい」「通信が遅そう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、最近注目を集めているのが「EventVPN」です。
話題になっている理由は、その背景にあります。
なんと、有料VPNの中でも評価が高い「ExpressVPN」チームが、同じ技術基盤を使って開発しているのです。
「無料でも、有料クラスの安心を届けたい」
そんな想いから誕生したEventVPNは、これまでの無料VPN=不安というイメージを変える存在として、関心を持つ人が増えています。
EventVPNとは?

EventVPNは、Apple製品(iPhone/Macなど)専用のアプリで、App Storeから利用できます。
VPNは、あなたのスマホやパソコンとインターネットの間に「専用の通り道(トンネル)」を作る仕組みです。
この通り道を通すことで、送受信するデータが暗号化され、他人にのぞかれたり盗まれたりしにくくなります。
アプリ提供元は「Netshield Limited」ですが、サーバーなどの重要技術はExpressVPNチームが設計しています。
これは、広告型の無料サービスと有料ブランドを分けて運営するための戦略です。
運営拠点は「英領バージン諸島(BVI)」にあり、この地域では通信記録の保存が法律で義務付けられていません。
そのため、ユーザーのプライバシーを守るうえでも安心できる環境といえます。
EventVPNは、高い技術力を持ちながらも無料で使えるVPNとして、広告収入によって運営されています。
EventVPNのメリット

ここではEventVPNのメリットを紹介します。
- セキュリティ強化
- 地域制限(ジオブロック)回避
- 匿名性確保・世界各国サーバーの利用
- 無料で使える手軽さ
セキュリティ強化
EventVPNの最大のメリットは、無料とは思えないセキュリティ対策です。
例えば、以下になります。
- ノーログポリシー: 通信記録を一切残しません
- RAM-onlyサーバー技術: データを端末の一時メモリだけで処理しているため、再起動すると情報がすべて消えます
- キルスイッチ搭載: VPN切断時にネット接続を自動遮断し、情報漏洩を防止
ノーログ・RAMサーバー・キルスイッチといった徹底した仕組みにより、カフェなどの公衆Wi-Fi利用時も、情報漏洩の心配なく安全に通信できます。
地域制限(ジオブロック)回避
インターネット上には、アクセス元の国や地域でコンテンツ利用を制限する「地域制限(ジオブロック)」があります。
EventVPNはジオブロックを回避し、海外限定の動画サービスやWebサイトを利用できる可能性が高い点がメリットです。
- サーバー数の優位性: 無料版で「35以上の国と地域」のサーバーを利用可能。一般的な無料VPN(3〜5カ国程度)と比べ、サーバー数が圧倒的です。
- ジオブロック回避の仕組み: 接続したい国を選べば、その国からアクセスしているように見せかけられます。
ただし、動画配信サービスはVPN対策を強化しており、必ずしも全てのサービスが視聴できるわけではない点にご注意ください。
匿名性確保・世界各国サーバーの利用
EventVPNは、あなたの「ネット上の足跡」を見えなくする仕組みを持っています。
IPアドレスを隠し通信の記録も残さないため、どこからアクセスしたのか、どんなサイトを見たのかを第三者に知られにくくなります。
- 匿名性の保証: 「ノーログポリシー」と「RAM-onlyサーバー」により、身元や閲覧履歴の追跡を強力に防ぎます。
- データ・速度が無制限: 無料ながらデータ通信量が無制限。さらにExpressVPNと同じ高速ネットワークで稼働するため、無料VPNとしては異例の速さを誇ります。
- 豊富なサーバー: 35カ国以上のサーバーを快適な速度で利用できます。
匿名性を守りながら、通信制限や速度を気にせずネットを利用できるのが、EventVPNの大きな魅力です。
無料で使える手軽さ
なんといっても、EventVPNは完全無料で利用できるのが大きな魅力です。
有料VPNと同じ技術基盤を使いながら、広告収入によって運営されているため、費用は一切かかりません。
また、使い方もとても簡単です。
アプリをダウンロードして接続ボタンを押すだけで、すぐにVPNを使い始められます。
メールアドレスの登録も不要で、個人情報を入力する手間もありません。
「まずは無料で安全な通信を体験してみたい」というAppleユーザーにとって、手軽に始められるおすすめのVPNです。
EventVPNのデメリット

EventVPNですが、デメリットもあります。
ここからはデメリットを解説します。
- デバイスの利用制限
- 広告が表示される
- 利用環境がAppleに限定される
デバイスの利用制限
EventVPNの無料版は、同時にVPN接続できるデバイスが「1台のみ」に制限されています。
例えば、iPhoneで接続している間は、iPadやMacから同時接続はできません。
複数の機器で常に利用したい場合は、有料版へのアップグレードが必要になります。(有料版は8台まで接続可能)
広告が表示される
EventVPNは広告収入で運営されており、利用中に広告が自動的に表示されます。
特に、VPNサーバーへ「接続する時」や「切断する時」には、約30秒ほどの動画広告が流れる仕組みになっています。
頻度も多いため、少し煩わしさを感じる人もいるかもしれません。
無料版ではお金の代わりに「時間」と「使い勝手」をコストとして支払っているようなものです。
有料版にアップグレードすれば広告はすべて非表示になります。
利用環境がAppleに限定される
EventVPNは、利用できる環境がApple製品のみに限定されています。
iPhoneやiPad・Mac・Vision ProなどのAppleユーザーにとっては問題なく利用できます。
ですがAndroidスマートフォンやWindowsを使っている人は、EventVPNを利用できません。
複数のデバイスや異なるプラットフォームでVPNを使いたい方には、EventVPNは向いていないかもしれません。
EventVPNの安全性は本当に信頼できる?他VPNと徹底比較

「無料VPNは危険」と言われますが、EventVPNの安全性はどうでしょうか?
他のVPNと機能を比較してみました。
| 比較項目 | EventVPN (無料) | ProtonVPN (無料) | NordVPN (有料) |
| ノーログ/RAMサーバー | ◎ | ◎ | ◎ |
| データ容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 広告の有無 | あり (30秒動画) | なし | なし |
| サーバー設置国数 | 35か国以上 | 8か国 | 118か国 |
| 同時接続台数 | 1台 | 1台 | 10台 |
| 対応デバイス | Apple製品のみ | iOS・Android・Windows・Mac・Linux | iOS・Android・Windows・Mac・Linux・ブラウザ拡張機能対応 |
| EventVPNの 詳細はこちら! | ProtonVPNの 詳細はこちら! | NordVPNの 詳細はこちら! |
EventVPNは、利用者が「広告を視聴する」というコストを支払う代わりに、高い安全性を実現しています。Appleユーザーで「安全性とサーバーの多さ」を求める方におすすめです。
EventVPNはどんな人におすすめ?

EventVPNのメリットとデメリットをふまえると、以下のような方にEventVPNはおすすめです。
- 安全なネット環境を確保したい人
- 海外制限を回避したい人
- 個人情報流出を気にする人
- VPNを無料で試してみたい人
安全なネット環境を確保したい人
EventVPNは、セキュリティを重視したいAppleユーザーにぴったりの無料VPNです。
通信記録を残さない「RAM-onlyサーバー」や、情報漏洩を防ぐ「キルスイッチ」など、無料とは思えないほど安心できる機能がそろっているためです。
カフェや空港のフリーWi-Fiでも、安心してネットを使いたい人におすすめです。
海外制限を回避したい人
海外旅行中に日本のサービスを使いたい人や、いろんな国のサーバーを試したい人にもEventVPNはぴったりです。
多くの無料VPNが3カ国ほどしか接続できない中、EventVPNは35カ国以上のサーバーを開放しており、無料VPNとしてはかなり充実しています。
データ通信量も無制限で、速度も安定しているため、ストリーミング視聴にも向いています。
ただし、動画配信サービスによってはVPNの利用を制限している場合があります。
そのため、すべてのコンテンツが視聴できるとは限らないので注意が必要です。
個人情報流出を気にする人
ネット上での追跡を避けたい人や、IPアドレスを隠してプライバシーを守りたい人にもEventVPNがおすすめです。
EventVPNは「ノーログポリシー」を掲げており、通信記録を残さない「RAM-onlyサーバー」を採用しています。
そのため、閲覧履歴や接続情報がサーバーに保存される心配がありません。
プライバシーをしっかり守りながら、安全にインターネットを利用したい人におすすめの無料VPNです。
VPNを無料で試してみたい人
VPNを気軽に試したいAppleユーザーや、データ無制限の高速VPNを体験したい方にEventVPNがぴったりです。
メールアドレスの登録は不要で、App Storeからダウンロードすればすぐに使い始められます。
操作もわかりやすく、VPN接続による速度や安全性を気軽に体感できます。
ただ、接続や切断のたびに約30秒の広告が流れる点には注意が必要しましょう。
EventVPNに関する疑問点

この章では、EventVPNに関する疑問点についてお答えします。
Q. EventVPNの使い方は簡単?初心者でも使えますか?
A. はい、非常にシンプルで初心者でも迷うことはありません。メールアドレスなどの登録は不要です。
主な手順は以下の通りです。
- App Storeで「EventVPN」をダウンロード・インストール。
- アプリを起動し、求められたら「VPN構成の許可」をタップ。
- 接続したい国を選び(自動でも可)、接続ボタンをタップ。
接続ボタンを押すと30秒の広告が再生された後、VPN接続が始まります。
切断時にも広告が表示されます。操作自体は簡単ですが、この広告視聴が無料利用の条件となります。
Q. AndroidスマホでVPNを使うにはどうしたらいいですか?
A. 申し訳ございません。EventVPNはApple製品専用のため、AndroidスマホやWindowsパソコンでは利用できません。
Androidで安全な無料VPNを使いたい場合の代替案として、「ProtonVPN(無料版)」がおすすめです。
まとめ

今回は、EventVPNのメリットやデメリットを解説しました。
EventVPNの最大の特徴は、「ExpressVPN」チームが開発した高品質な技術を、そのまま無料で使える点です。
- ノーログポリシーとRAM-onlyサーバーにより、利用者のプライバシーが保護される
- キルスイッチで情報漏洩を防止
- 無料ながら「データ通信量無制限」「高速通信」
- 35カ国以上のサーバーが利用可能
- 利用は「Apple製品1台のみ」に限定される
- 接続・切断のたびに「30秒程度の動画広告」を視聴する必要あり
フリーWi-Fiの安全対策や、VPNの高速性を体験してみたい方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
