スマホがハッキングされているかもしれない・・・。
- スマホをハッキングされているか心配
- ハッキングされているのか確認したい
- ハッキングされない為の対策方法を知りたい
結論から言ってしまうと、スマホはハッキングされる危険性が高いです。
なぜならスマホには第三者にとって有益な情報が詰まっているからです。
例えば下記のような情報です。
- 個人情報(住所など)
- 各種パスワード
- 銀行情報
- ショッピング履歴
- クレジットカード情報
- 企業情報 …etc
パソコンなどに比べて、スマホはセキュリティーが弱い為、ターゲットになりやすいです。
最近ではお年寄りのユーザーも増えているため、更に危険性が増しました。
本記事を読めば、スマホをハッキングされると具体的どんな特徴や被害が出るかを知り、ハッキングされているかの確認方法も知ることができます。
ハッキングされた時の解決策や予防方法についても解説していますよ。
それではさっそく本題へ行きましょう。
ちなみに最近は、フリーWi-Fiの利用からハッキングされるケースが増えています。
フリーWi-Fiの危険性については下記の記事で解説しているので、ぜひ参考に。
スマホのハッキングとは
そもそもハッキングとは『解析して改変する』というIT用語です。
過去にサイバー攻撃を行なった犯人が、自分のことを「ハッカー」と名乗った為、サイバー攻撃のことを『ハッキング』と認知されるようになりました。
スマホには通信方法や、パスワードの設定などあらゆる箇所に弱点があります。
スマホの弱点を利用して悪意のある第三者によりスマホをハッキングし、遠隔操作や通信情報を盗み見ることをができます。
スマホには、さきほど紹介した通り大切な情報が多く保存されています。
- 個人情報(住所など)
- 各種パスワード
- 銀行情報
- ショッピング履歴
- クレジットカード情報
- 企業情報 …etc
悪意のある者にとって価値が高い情報ばかりなので、あなたも常に狙われる可能性があります。
スマホがハッキングされた時の具体的な被害とは
スマホがハッキングされると下記の被害が起こります。
- 入力情報を盗まれる
- スマホを遠隔操作される
- 悪意のあるサイトへ誘導される
- クレジットカードを悪用される
ひとつずつ解説していきます。
入力情報を盗まれる
スマホがハッキングされるとスマホに表示される内容は簡単に盗まれます。
表示されている画面を盗み見る事は簡単だからです。
例えばパスワードの入力画面などを盗み見られると、パスワードを悪用され不正アクセスされます。
SNSの乗っ取りなどにつながります。
普段何を見て、どんな相手にメッセージを送信しているかなどまで情報が筒抜けになります。
スマホをハッキングされた場合には、画面に映る全てが盗まれると思いましょう。
スマホを遠隔操作される
スマホをハッキングされると、知らない間にカメラや通話機能などを使用されます。
女性の場合には、勝手にカメラを自動起動させて盗撮などもあるようです。
ハッキングしたスマホを、サイバー犯罪に利用されることもあります。
例えばDDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack:分散型サービス拒否攻撃)の一部に利用されます。
DDoS攻撃とはサイトやサーバーに対して、複数の端末から攻撃をするサイバー攻撃のことです。
スマホをハッキングされることにより、あなたのスマホを遠隔操作し犯罪に利用されます。
悪意のあるサイトへ誘導される
スマホをハッキングし、スマホに悪意のある広告などを表示します。
銀行などのフリをして広告を開かせることにより、クレジット情報などを盗む仕組みです。
誘導先でマルウェアを強制的にダウンロードさせられることも発生します。
マルウェアとは、端末を操作できなくしたり、情報を抜き取ることを目的としたソフトウェアのことです。
ハッキングした後に、都合の良いマルウェアをダウンロードさせ、スマホをからデータを抜き取ります。
通販サイトを悪用される
スマホをハックングされると楽天やアマゾンなどに登録されている情報を利用し、不正にショッピングを利用されます。
例えば、あなたの登録情報で10万相当のスマホを購入し、配達当日はあなたの家の前で商品を受け取る手法などがあります。
スマホをハッキングされると登録情報から、住所などもばれているので、物理的な危険性も存在します。
スマホがハッキングされている時の特徴
スマホがハッキングされた時には下記の特徴があります。
- 勝手に再起動する
- 動作が遅くなる
- 身に覚えのない動作履歴がある
- バッテリーの減りが早い
- ログインできない
ひとつずつ解説していきます。
勝手に再起動する
何もしていないのに、スマホが突然再起動を繰り返すなど不審な動作をする場合は、ハッキングされている可能性があります。
第三者による通信が重複することにより、スマホにバグは発生するからです。
スマホを操作中、なぜか急にアプリが閉じたりスマホが再起動を始めた場合、ハッキングによるバグにより発生している可能性があります。
しかしスマホ本体の故障やバグの可能性もあるので、注意しましょう。
動作が遅くなる
スマホの動作が今までよりも明らかに遅くなった場合は、ハッキングされている可能性があります。
遠隔で第三者による動作を要求されているため、スマホが動きずらい状態に陥るからです。
経年劣化の可能性もありますが、突然あきらかに動作が遅くなった場合にはハッキングを疑いましょう。
身に覚えのない動作履歴
あなたがスマホで操作してない履歴がある時には、ハッキングされている可能性が高いです。
具体的には下記のような動作です。
- 知らないアプリがある
- 知らないメッセージの送信
- 知らない登録情報変更
- 知らないパスワード変更
身に覚えのない登録変更の通知が来た場合には、ハッキングをされている可能性大です。
バッテリーの減りが早い
スマホがハッキングされている時には、バッテリーの減りが早くなります。
マルウェアなどが常に動作し、無駄にバッテリーを消費しているためです。
いつもと同じようにスマホを使っているのに「バッテリーの消耗が激しくなった」と感じたらハッキングをされている可能性があります。
ログインできない
スマホの操作画面にログインできなくなった場合には、間違いなくスマホをハッキングされています。
マルウェアなどの感染により、本人でもログインできない状態になっています。
通常ログインできないことなどありえません。
いつも通りスマホを開こうとしても、ログインできなくなった場合にはハッキングされている確率が高い特徴です。
スマホがハッキングされているかを確認する方法
スマホがハッキングされているか不安な時には、下記の方法で確認ができます。
- 専門業者に調査依頼をする
- セキュリティーソフトを使用する
- メールや通信量の確認
ひとつずつ紹介していきます。
専門業者に調査依頼をする
スマホがハッキングされているかを確認するためには、専門の知識を持った方に相談をするのが一番です。
曖昧な知識で調べたり、対策をすると更に被害を増やしてしまう可能性があります。
例えばハッキングにより、ウイルスなどに感染した状態で様々な行動を取れば、身近な人にウイルスを拡大させてしまいます。
スマホの動作などで、ハッキングされているか不安に感じた時にはすぐに専門業者へ連絡をしましょう!
ちなみにハッキングなどの調査をしてくれる専門業者なら『デジタルデータフォレンジック』がおすすめです。
メールや電話で簡単に相談することが可能です。ぜひ参考に。
セキュリティーソフトを使用する
スマホがハッキングされているのを自分でどうにかしたい場合には、セキュリティーソフトを使用しましょう。
セキュリティーソフトであればマニュアル通り扱うだけで、簡単にハッキングされているかを確認することが可能です。
更にスマホのハッキング予防としても役立つので、是非セキュリティーソフトを導入を検討してみてください。
ちなみにおすすめなのは世界で1番売れている『Norton』です。
ダウンロードをして今すぐに利用を開始できます。
『Norton』にはダークウェブモニタリングという、個人情報が流出している時に知らせてくれる機能があります。
個人情報が流出しているかを確認することで、ハッキングのされているか判断をすることが可能です。
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メールや通信量の確認
ソフトや業者を利用しないで、スマホがハッキングされていないかを確認するためには、メールや通信量を確認しましょう。
身に覚えのないメールの送信履歴や、突然スマホの通信量が明らかに増加している場合にはハッキングされている可能性が高いです。
確実性はありませんが、ハッキングされているか確認する手段のひとつです。
通信量の確認方法については下記の記事で解説しています。
外部リンク>>>『iPhoneの通信量を確認する4つの方法』
スマホがハッキングされている時の解決方法
スマホがハッキングされている時の対策方法は下記の5つです。
- VPNを利用する
- 専門業者に依頼する
- 疑わしいアプリを削除する
- 難しいパスワードに変更する
- スマホを初期化
ひとつずつ解説していきます。
VPNを利用する
VPNとは『バーチャルプライベートネットワーク』の略で、仮想の専用ネットーワークのことです。
VPNを利用することにより、通信情報を盗まれる心配がなくなります。
通常はハッキングの予防として利用されます。
しかし既にハッキングされている場合には、マルウェアなどにより情報を漏洩しているかもしれません。
そんな時にも、最近のVPNアプリにはダークウェブモニタリングの機能が備わっているのでおすすめです。
ダークウェブモニタリングとは、個人情報を売買するような闇サイトにあなたの情報が漏洩していないかパトロールしてくれる機能です。
いち早く個人情報の漏洩を確認することにより、被害がでるまえにパスワードの変更など処置をすることができます。
ちなみにダークウェブモニタリングなどの機能が備わっている安全性の高いNordVPNの使い方については、下記の記事で紹介しているので是非参考に。
専門業者に依頼する
ハッキングの確認だけではなく、対処をする場合にも専門の業者に依頼をするのが一番おすすめです。
ハッキングには様々な種類があり、専門知識がある方じゃないとわからない事が多いからです。
例えばセキュリティーソフトにより対処が終わったつもりでいたら、すでに個人情報が漏れておりクレジットカードが悪用されるケースなどがあります。
専門の業者なら適切な予防や対策を実施してくれるので、一番の解決策です。
疑わしいアプリを削除する
スマホがハッキングされた時には、原因となりうる疑わしいアプリを削除しましょう。
悪意のあるアプリをダウンロードさせているケースがあるからです。
例えば情報を抜き取るサイトへ誘導するアプリなどです。
しかしわからない場合がほとんどです。
アプリのアイコンを背景と同色にして隠しているなど様々な例があります。
わからない場合にはすぐに専門の業者へ相談をしましょう。
スマホを初期化
スマホを初期化すると、強制的にハッキングへの対処が可能です。
ハッキングの原因となっている全てのデータを初期状態へと戻してくれるからです。
しかしデータや情報なども全て初期化されてしまうため、デメリットが大きすぎます。
そんなデメリットを受け入れる事が可能な方は、スマホを初期化しましょう。
ちなみにiPhoneの初期化方法については下記のapple公式サイトで確認できます。
>>>iPhone.iPadを初期化する-appleサポート
難しいパスワードに変更する
スマホがハッキングされているか疑わしい場合には、パスワードをすぐに更新しましょう。
すでにパスワードを知られている可能性があります。
特にネットバンキング・ショッピングサイトなどのパスワードは安易なものは避けて難しいパスワードに変更しましょう。
簡単なパスワードの場合、簡単に予測されて不正ログインされます。
強固なパスワードは下記のサイトで作成または診断できます。
外部リンク>>>パスワード自動作成ツール
スマホをハッキングされない為の対策
スマホをハッキングされたと気づく時は、被害が発生した後がほとんどです。
結論、ハッキングされないように予防する事が一番大切です。
スマホをハッキングされないようになる為には下記4つの方法があります。
- VPNを接続する
- セキュリティーソフトを使用する
- フリーWi-Fiの利用を避ける
- OSを最新の状態にする
ひとつずつ解説していきます。
VPNを接続する
さきほど紹介したVPNを接続すると、スマホをハッキングされる可能性を軽減することができます。
VPNに接続した状態なら、スマホの通信情報を盗み見ることができなくなるからです。
VPNには『トンネリング』という機能があり、通信情報を仮想トンネルで守ってくれます。
トンネリングのイメージ
VPNはむずかしく聞こえますが、アプリのダウンロードで簡単に接続できるのでおすすめです。
登録して1分後には接続できるのでぜひ導入を検討してみてください。
ちなみにVPNを利用した場合には安全面以外にもメリットがあります。
他の使い方や得する情報については下記の記事で解説しています。
セキュリティーソフトを使用する
セキュリティーソフトを利用するとスマホのハッキングを予防することが可能です。
危険性の高いWebサイトや広告をブロックすることも可能なので、ハッキングのリスクを軽減できます。
初期投資が少しかかる一面もありますが、信頼性の高い予防策です。
フリーWi-Fiの利用を避ける
フリーWi-Fiの利用を避けるだけでもスマホのハッキング被害を予防することができます。
フリーWi-Fiはとても危険性が高いためです。
なりすましスポットや、通信からの盗聴など様々なリスクを抱えています。
フリーWi-Fiを狙った犯罪者も多いので、利用するのを避けるだけでもハッキングの被害に遭う確率を減らすことが可能です。
ちなみにフリーWi-Fiの危険性については、下記の記事で解説しています。
OSを最新の状態にする
スマホのOSは、常に最新の状態にしましょう。
セキュリティーに関しても更新されているので、スマホのハッキング被害を減らすことが可能です。
例えば、iOS14からは先ほど紹介したVPNの設定機能などが追加されました。
他にもWi-Fiの暗号化が危ない場合には『プライバシーに関する警告』が表示されるようになっています。
スマホユーザーが危険を感知しやすく更新されているので、OSは常に最新状態を保つようにしましょう。
ちなみにiPhoneに追加された『VPNとデバイス管理』の使い方については下記の記事で解説しているので、ぜひ参考に。
まとめ:スマホは個人の全て保存さえているのでハッキングされないように予防しましょう。
今回はスマホのハッキングについて解説しました。
結論、スマホをハッキングされると、個人情報・会社情報・銀行・ショッピングなど全てが第三者に利用されます。
スマホは便利になった反面リスクがとても高いので、常にハッキングされないように予防をする事が大切です。
あなたも今回紹介した内容をぜひ参考にしてください。
以上です。
ちなみに対策として紹介したVPNについて、下記の記事で人気VPNを比較しているので、よければぜひ参考にしてください。